軽トラがバンに変身? BLOW(ブロー、相模原市中央区田名)は、ベースカーの荷台部分にシェルキットを架装し、バン仕様にした軽カスタマイズカー「Funny VAN(ファニーバン)」シリーズを開発した。“アメ車”のようなデザインで、後部は「観音開き」するのも特徴。オプションにより、垂直型のポップアップルーフも設置できる。強化繊維プラスチック(FRP)の成形技術による職人技を生かした。
デザインと使い勝手を両立
東京オートサロンで発表された「東京国際カスタムカーコンテスト2024」のドレスアップ/コンパクトカー部門で優秀賞を受賞した。
ベース車両はダイハツの「ハイゼットトラック」。荷台部分にスチール製のフレームを組み、FRP製シェルを載せた。標準仕様では、荷室部分に窓がないため、プライベート空間として活用できる。
それにより、内装の自由度が高いキャンピングカーのほか、海水浴場や災害時などで活躍する移動シャワー車など、用途に応じて多彩なアレンジが可能だ。