i·sweets(アイ・スイーツ、横浜市都筑区北山田)は、生ケーキと焼き菓子の店「ルプレ・オ・ヴェールYAMAMURO」を運営する。横浜市営地下鉄の北山田駅から徒歩6分、緑の多い街並みに溶け込んだ店は、テレビドラマのロケに何度も使われている。飾らない味のケーキ・焼き菓子に加え、夏限定のかき氷や土日限定のドーナツ、カレーパンなどの新商品も、みな良い素材を使った本物。開店から17年間、地元のリピーターのほか電車に乗ってやってくる熱心なファンにも愛されている。
家族の楽しみ、法人の手土産
店主の山室典政さんは高校生の頃からパティシエを目指し、26歳でフランスに渡るなど腕を磨いてきた。2008年に40歳で念願の自分の名前を冠した店を開き、16年にはリニューアルしてカフェスペースを併設した。
提供するスイーツは「家庭で食べる気取らないお菓子を考えながら、新しい工夫もしています」(山室さん)という。
例えばラム酒の利いた大人のケーキとして知られる「サバラン」は、ユズ、オレンジ、パイナップルの果汁を加え、家族で楽しめるフルーティーな味に仕上げている。スイーツ有名店が愛用するオーム乳業(福岡県)のクリームなど素材にもこだわっている。
土日限定のカレーパンは、友人に紹介された店でおいしさに衝撃を受け、店舗リニューアル時に揚げ物用の機器を導入。設備を活用してドーナツの提供も始めた。
かき氷は売り上げが落ちる夏場対策としてリニューアル後に検討し、山梨県にある天然氷の蔵元を
訪問。 天然氷のおいしさに衝撃を受けて直接取引を始め、高級イチゴの「あまおう」やアプリコット、マンゴーなどを使った最高の自家製シロップと合わせて提供する。
ケーキが700円前後、カレーパンは380円に対しかき氷は2000円だが、「遠いところから週2〜3回食べに来る方もいらっしゃいます」(同)という。
テレビドラマのロケでは、ドラマのなかでお土産に使われた商品が人気になった。賞味期限が長いクッキー、マドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子は、高品質な素材を使った「誠実な味と評価していただいています」(同)といい、3000円〜5000円程度で法人の贈答需要に対応している。


