段ボール製造、東鈴紙器(相模原市中央区小町通)は、個人向けにオーダーメード段ボール箱の製作事業を開始した。フリーマーケットアプリやインターネットオークションの普及などで、個人間での売買が増えてきたため、規格品にはないサイズ・形状の段ボール箱に対する需要拡大を見込んだ。1箱単位からでも製作し、量産対応も可能という。
東鈴紙器、専用ページ開設で需要を開拓
専用ホームページ「オーダーメイドのダンボール箱」(ordermade.toureishiki.co.jp)を開設した。一般的な「ミカン箱」タイプから「メール便段ボール」「板段ボール」などの種類があり、そこからサイズや厚さを選ぶ。企業ロゴマークも入れられる。
サイズ感が分からない場合や、オリジナル形状の段ボール箱を製作したい時は、メールフォームか電話などでイメージを伝えると、営業が親身になって対応するという。
個人間取引時の包装箱のほか、引っ越し時にジャストサイズの箱がなかったり、急に段ボールが足りなくなったりした場合も想定する。完全オーダーメード品は、ある程度の納期が必要になるが、規格品は在庫があれば午後2時までの注文で即日出荷する。