内装工事業、TABATA(相模原市中央区田名)は、スマートフォンなどで撮影した画像、好きな写真、イラストなどに特殊処理を施し、室内の壁紙にできる「GRAPHICWALL(グラフィックウォール)」の販路を拡大する。これまでは住宅の内装として提案してきたが、今後は企業の研究室やクリニックなど、壁紙で室内の雰囲気を変える用途として提案していく。
クリニックなどに提案
壁紙にはオリジナル写真だけでなく、南国の海や欧州の街並みなどのサンプルも100点以上を用意。「壁紙一つで職場の空気が変わるため、病院などからも引き合いが来ています」と、同社の田畑佐稔社長は述べている。
「グラフィックウォール」は、写真を特殊加工し、同社で導入したオリジナルプリンターで拡大。室内の壁紙の素材として印刷する。その後、熟練のクロス職人が施工する。
価格は壁紙1メートル当たり5000円(施工費別)。サンプルのカタログも用意している。