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大倉山に本格的カヌレ専門店

東急東横線・大倉山駅近くに、地域初のカヌレと焼き菓子専門店「galbe」(ガルブ)がオープンした。住宅街の一角にある隠れ家のような店ながら、連日混み合っている。「個性がある専門店や個店の力で、街の魅力アップにつながれば」と、運営会社のStoked Creations(ストークトクリエーションズ)の藤重健児社長は語っている。

「個性ある店で街の魅力を」

店内には、プレーンなど定番カヌレ5種類とパティシエが季節ごとに開発する限定カヌレ、それに焼き菓子がズラリと並ぶ。

カヌレは、表面はカリッと中はもっちりした食感が特徴だ。

「例えば、キャラメル味なら上のキャラメルクリームだけでなく、生地にも練り込んでいます。ピスタチオや抹茶も、それぞれ生地からこだわって作っています」(藤重社長)。商品が完売する日も多く、売り上げは好調という。

今後はオリジナルグッズを企画してファンづくりを進める。「カヌレの形をしたキーホルダーやステッカーなども販売しています。グッズも店頭に置くことで、地域に愛されるお店にしていきたいです」(藤重社長)と話している。

(2023年11月号掲載)