OSHIRI(川崎市多摩区登戸)は、小田急線・向ヶ丘遊園駅近くに、ヒップアップ特化型のフィットネスジム「スクワットラボ」を運営する。30代~50代の女性を中心に、ヒップアップに力点を置いたパーソナルトレーニングなどを提供。スクワットを主体としたトレーニングは、腹筋や背筋、心肺機能なども同時に鍛えられるため、効率的なボディメイクやダイエットに向くという。
OSHIRI、収益の一部でシニアの健康に貢献
ヒップアップやスクワットに特化したジムは県内でも珍しいといい、杉浦代表も自ら「おしり工場長」と名乗るほどのこだわりだ。
「スクワットラボにお尻を“納品”いただければ、育成から製品化までして出荷します」と杉浦代表。大手パーソナルジムが競合する中でも、こだわりを貫くことで差別化しており、2019年5月の開業以来、順調に会員を増やしている。男性会員の割合も3割ほどいる。
経済的にも負担なく、長く続けられるよう、月謝・回数券制を採用。5月末時点では、パーソナル会員(月額3万8000円から)と、スタジオプログラムに参加できる会員(同1万2000円から)に分けている。
スタジオプログラムは「パワーヒップネス」などのメニューをすべて暗闇で行うため、女性にとっては人目を気にせず、フィットネスに打ち込めるというメリットもある。
また、社員の福利厚生を考える企業向けサービスも展開し、定期的にインストラクターが出張し、スクワット教室などを開催していく。