機器・装置・製品/ロボット

パーテーション越しの会話クリアに

デジタル無線システム開発、Ronk(ロンク、相模原市緑区西橋本)は、パーテーションを挟んだ会話の聞こえにくさを解消する「窓口業務ツースピークアシスタント」を開発、発売した。マスク越しの会話にも対応する。

Ronk、ハウリングしにくいマイクセット開発

ワイヤレスタイプのインカム(単三乾電池式)と、卓上型スピーカーマイク(リチウムバッテリー式)で構成。受付業務などのスタッフはハンズフリーのインカムを装着し、来店客は固定されたスピーカーマイクで会話する。双方の音声がはっきりと聞こえるだけでなく、互いの距離が近くてもハウリングしにくいのが特徴。1フロアで最大8セット(窓口)導入できる。価格は7万5000円。

「パーテーションがある窓口では、スタッフにマイクが設置されているだけで、双方向コミュニケーションをサポートする製品をあまり見かけません。不便だと思い開発しました」と高山建社長。医療機関や銀行、役所、チケット窓口などへの販売を想定する。

(2022年12月号掲載)