イーアンドアイクリエイションズ(EAND I CREATIONS、横浜市鶴見区東寺尾中台)は、あらゆる薄型テレビモニターを、安全で手軽に運べる専用キャリングケースを商品化した。
専用キャリングケース開発
eスポーツイベントや映像配信現場、オフィスなどを想定。大型モニターを安定して運ぶために、4本のベルトで支え、サイドの面ファスナーでモニターをしっかり包む独自構造だ。バンドル(持ち手)が付いており、モニターを1人で運べる。取り外しもわずか3秒という。
モニター使用後は、保管用としても使える。ゲーミングモニターやパソコンモニター、薄型テレビに対応。スタンドの形状を選ばず、付属品が付いていても問題なく収納できる。
19〜55インチまでラインアップ。「ありそうでなかった商品です。ほこりや静電気からもモニターを守ります」と、遠藤愛子代表は話している。
もともと、映像技術会社で音響関連の仕事に携わる遠藤代表。配信現場で大型モニターはなくてはならない存在で、運ぶ必要があった。
ただ、これまではエアパッキンに包んで保護するか、そのままの状態で運んでいたという。そのため、持ちにくく、落下の危険性もあった。
そこで、昔から得意だったという縫製の腕を生かし、専用ケースを試作したところ、作業効率が大幅に高まった。
そして2021年3月に開業。商品化にこぎ着け、大手通販サイトなどでの販売を始めた。価格は24型で1万4300円。「今後は海外でも販売していきたいです」と語っている。
