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スマホの中にバーチャル展示会

スマホの中に展示会を─。VRワイバオ・ジャパン(横浜市保土ケ谷区霞台)は、ゴーグルを使用せずにスマートフォンやノートパソコンなどでバーチャルリアリティーが体験できる専用アプリ「VRギャラリー」を使った展示会プラットフォームを、ともクリエーションズ(同市中区)と共同で開発した。

プラットフォームを共同開発

主催者は、あらかじめ用意されたバーチャル会場を選択し、360度撮影した展示品や自身のスマホで撮影した展示品などを並べることができる。

来場者は画面を指で操作しながら会場内を移動。気になる展示品があれば指で拡大したり、回転させたりして確認できる。「スマホでもきれいに映り、ストレスがなくスムーズに動くのが大きな特徴です」と、樽谷隆社長は語る。

同プラットフォームでは、デザインが異なる2会場を用意。いずれもリアル会場であれば約1000平方メートルの規模。1カ月(15万円程度)から長期まで借りられる。特注でオリジナル会場も制作するほか、オプションで展示品の撮影も行う。

(2024年1月号掲載)