機器・装置・製品/ロボット

さがみはらモノづくりラボ始動

音響機器、ロボット開発のMEMOテクノスは、本社・開発拠点を相模原市南区大野台1丁目5 の2に移転。本格稼働させた。同市緑区西橋本にあった旧本社は間借りしていたが、ビル1棟を借りた。
新本社の愛称は、社内公募により「さがみはらモノづくりラボ」に決定。旧本社が手狭になったことや業容拡大を図るために移ったという。

ショールームも設置

3階建てで、建築面積580平方メートル。1階は生産フロア、2階は事務所と技術・開発スペース、3階は製品のショールーム、応接室として使用している。ショールームでは、自社製品として販売中の球体型真空管アンプ「AYA」などを展示している。

■マイデスクを撤去

オフィス内は立ったまま仕事をするスタンディングデスクを採用した。社員は自分専用のデスクを持たず、仕事内容に応じて自分から作業スペースを移動する。

「マイデスクを持つと、仕事やコミュニケーションが“マンネリ化”してしまいます。それよりも、社員がそのときの仕事内容に応じて場所を移動した方がコミュニケーションが活発化します」と、同社の三浦秀典さんは話している。

(2017年1月号掲載)