海外注目企業・海外ベンチャー

「医学博士の養生茶」日本上陸

台湾で注目されている医学博士開発のハーブティー(養生茶)が日本に上陸した。ヘルスケアベンチャー、臻品植萃(FineHerbs、台中市)が製造販売するもので、第一弾として「誠品生活日本橋」で販売。日本で“台湾発養生茶”として新ジャンルを確立したい考えだ。

日本オリジナル商品も視野

同社のハーブティーは、創業者で医学博士である陳勇利董事長が、約30年の医師経験の中から、日ごろの健康管理である「養生」に着目して開発した。

医学的根拠があり漢方にも使われる健康に良いとされる成分と、一般的に健康増進のために使われるいくつものハーブを、品質にこだわり産地指定で仕入れ、目的ごとにブレンド。

仕事で忙しい人には体の免疫力増進に役立つとされるアメリカ人参ベースの「アメリカ人参ブレンド」、テレワークなど目を酷使する人には目の保養に良いとされるクコや上質な菊などを使った「クコブレンド」など、計5種類をラインアップしている。

このほど日本橋で開かれた商品紹介イベントで、陳董事長は「いずれは日本で旗艦店を出したいです」と意欲を示した。日本市場に合わせ、毎年オリジナル商品を開発することも検討する。

(2023年8月号掲載)