建設機械販売・レンタルの旭フォークリフト(相模原市中央区田名)は、福利厚生の一環として、HSG はしもと接骨院(同市緑区橋本)が開発した「出張からだケアサービス」による往診を導入した。社員1人当たりの施術時間は15分から30分だが、会社側がその半額を補助する。

福利厚生、会社が半額補助

横江利夫社長は「現場で携わる社員たちにとっては、体が資本です。体のメンテナンスをしっかり行い元気になれば、自然と仕事のパフォーマンスも上がり、結果的に会社全体の業績にもつながるはずです」と語る。

HSGはしもと接骨院の「出張からだケアサービス」は、コロナ禍の影響で接骨院に来院できない人々のために開発された。接骨院での施術に必要な機材やベッドを載せた車両が利用者の元へ出張する。

現在、同社には月2回出張しており、技術者から営業マンまで施術を受けている。「体が楽になったという声が続出しています」と横江社長。社員ならプライベートで同院に通院する場合でも半額補助する。労災防止にもつながっているという。

(2024年2月号掲載)