靴は長く使用するとソールが剥がれてしまう。そんな課題を解決し、しかも生産性を飛躍的に高める設備を開発した企業が、台湾・台中市に本拠を置くAPプラズマ(大気電漿)だ。
世界ブランドが相次ぎ導入
ソールは何層にも分かれた素材を貼り合わせて生産するが、同社が開発した「3Dエアーオーロラ自動化設備」は、プラズマを照射させて化学結合により接着する。
1ラインで多品種の生産も可能だ。ラインに流れてくるソールの形状をカメラシステムで瞬時に3次元モデリング。6軸ロボットアームによりソール素材をプラズマ処理して貼り合わせていく。