超音波バリ取り洗浄装置製造、ブルー・スターR&D(相模原市中央区横山台)は、不織布マスクなどの生産に欠かせない「紡糸ノズル」で世界的シェアを持つ日本ノズル(神戸市)と販売提携した。
不織布マスク国内回帰で超音波装置が需要増
新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクなど衛生用品の生産設備に対する需要が急増。これらの生産には、超音波洗浄装置も必要なことから、設備販売も手掛ける日本ノズルに販売を委託していく。
不織布の生産は、原料を熱風にかけてノズルに通し、微細な糸状にする。そしてマスクなどに加工していく。ただ、生産を続けていると、ノズルに汚れや不純物が付着するので、定期的なメンテナンスが不可欠。そのため、ブルー・スター製の超音波洗浄装置を使用することで効率化につなげる。