セラリカNODA 野田泰三社長

「失敗」恐れず挑戦して

当社は創業187年になりますが「今まで続いてきた秘けつは?」とのご質問をよく受けます。技術や伝統をきちんと守ってきたというよりも、時代が変わり、その時代にどう合わせて来たのか。その中で経営者がどんな人と出会い、どう付き合って会ってきたのか―。そこに答えがあるように思います。

私は今まで数多くの失敗を経験してきました。とりわけ人材教育がそうでした。しかし、一度失敗したなら二度失敗しないように考える。それでも失敗してしまったら、その原因と改善策を考え、作戦を立ててチャレンジしていく。

社長として「やろう」と決めた以上、たとえ失敗したとしても学べることはたくさんあるはずです。辛さと悔しさを経験してください。それが自身、自社の成長につながるはずです。(愛川町、生命ロウの製造販売)

(2019年5月号掲載)