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「エンジニアリングアニメ」活躍

プレス金型設計、クライムエヌシーデー(相模原市南区下溝)が展開する「エンジニアリングアニメーション・サービス」(VCS)が放電加工機大手、ソディックの展示会ブースで活用された。

クライムNCDが制作

VCSは、CGアニメーションを使って、工作機械など製品の動きを分かりやすくリアルに再現するサービス。CGアニメは、設計図やイラストをベースに、開発段階からも制作可能だ。

「CGアニメですと、開発中の試作機や構想段階の技術を視覚化でき、お客さんの夢を実現できます」と高橋啓太社長。

今回、幕張メッセで10月24~28日に開催された「国際プラスチックフェア2017」に出展したソディックのブースに納入。同社は、射出成形機のIoT(モノのインターネット)を具現化した自動生産システム「ICF ‒ V」や金属3Dプリンターを展示した。その紹介で活躍したのがCGアニメだった。

「(射出成形機や3Dプリンターなどは)外からでは装置や金型の内部の様子が見えません。だからどんな動きをしているのかを、アニメーションなら分かりやすく説明できます」と、ソディック・マーケット戦略グループの山本智之参事補。製品とともに会場の大画面モニターで映されたCGアニメにも注目が集まっていた。

(2017年11月号掲載)