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世界で普及するLEDビジョン、設計・制作・企画も支援 

グレイスヴィジョン(川崎市高津区二子)は、「LEDビジョン」の導入サービスを展開する。LEDビジョンはビルの壁面いっぱいの巨大画面に印象的な映像と音楽を表現するなど、店舗や商業ビルの装飾として急速に広まっている。同社はLEDビジョン本体を販売するだけでなく、設計・施工から動画コンテンツ制作、イベントの企画まで総合的に対応。2022年12月設立のベンチャー企業ながら施工件数を伸ばしている。

店舗やオフィスで需要拡大

LEDビジョンは液晶パネルと比べて輝度が高く、屋外でも視認性が高いとされる。また、LEDユニットを並べて作るため大きさの制約がなく、曲面や球体にも構成できるほか、裏面が透けて見えるモデルもあるなど、デザインの自由度が高い。

「欧米の商業施設や世界の空港では、印象的な動画コンテンと合わせた大型LEDビジョンが急速に普及しています」(藤田郁弥社長)。

クラブで音響・映像機器を担当していた藤田社長が35歳で独立し、資本金150万円で会社を設立した。急速に世界シェアを伸ばしている中国のLEDビジョン専業大手の日本法人と契約し、一貫サービスを始めた。

クラブで経験を積み、人的なネットワークのあるコンテンツ制作、販売時の2年保証、美しい画面を保つため交換用の予備部品も同時に納入するといった安心感が顧客に評価されている。

日本でも店舗やビル、オフィスの装飾用にLEDビジョンの需要が拡大しつつある。同社では六本木のクラブから大手企業本社ビルの会議室用まで年間150件ほどの引き合いに対応している。

従来の内装施工業者や設計事務所経由の引き合いのほか、スポーツ関連、イベント関連など、新たに直接交渉する販路を広げる。今後はLEDビジョンの特徴を生かしたイベントそのもののプロデュースなどに事業領域を広げていく考えだ。

藤田社長は「日本の街に、いろいろなLEDビジョンの使い方を広げていきたいです」と話している。

(2025年7月掲載)