MEMOテクノス(相模原市南区大野台)は、手軽に使えるIoT小型デバイス三姉妹「優子」(長女)、「愛子」(次女)、「涼子」(三女)を発売した。

手軽に情報収集、制御

「愛子」(2万8800円から)は、温湿度センサーや人感センサー、圧力センサーなどに接続できる。そして、無料で利用できるクラウド上の表計算ソフト「Googleスプレッドシート」などと連動し、各種データをリアルタイムで表示する。「涼子」(2万6800円から)は機器を制御するデバイス。

例えば、室内の温度を一定にするため、温湿度センサーに取り付けた「愛子」を通じて送られてくるデータを見て「涼子」がエアコンを制御する。

一方、「優子」(3万9800円から)は、「愛子」と「涼子」の機能が備わった上位モデル。1台でデータ収集から機器の制御までできる。

「農業でビニールハウスの温度管理や家庭用のエアコン制御など、さまざまな使い方ができます」と渡邊将文社長。今後はあらゆる業界に提案していく。

(2018年4月号掲載)