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ジムニー専門のオリジナルテーブル開発

創業54年のジムニー専用パーツメーカー、アピオ(綾瀬市吉岡)は、オリジナルテーブル「SHIELD-DECK(シールドデッキ)」を発売した。ジムニーを使った外出先で必要になるさまざまなグッズの開発の一環。横浜発のガレージブランド、ロックフィールド・イクイップメント(横浜市都筑区川向町)とのコラボで、再生樹脂活用でデザインにもこだわった「メイド・イン・神奈川」の商品だ。

横浜発ガレージブランドとコラボ

導線のカバーとして使われていた色とりどりの樹脂被膜なども含む再生樹脂100%のエシカル製品。簡単に分解してジムニーの車体に直接取り付けられる機能性と、「まるでシールド(盾)のような」デザインも魅力だという。

価格は1台2万9700円(脚は別途費用)。初期ロットは既に完売。次回は、春頃の発売予定だ。

■ひそかなブーム

同社はジムニーやカスタムパーツなどの販売にとどまらず、ジムニーのある暮らし「ジムニーライフ」を提唱。ジムニーに乗って知らない町を旅したり、林道やキャンプを楽しんだりする心豊かな生活を指す。

現在、オリジナルの旅行カバンや手帳などの他、アウトドアライフ向けの製品も販売している。

金属加工や樹脂加工などを手掛ける町工場発のガレージブランドによるこだわりのアウトドアグッズは、ひそかなブームとなっているという。

「アウトドアやワ―ケーション、日常を旅するカーライフがより楽しくなれば」と、河野仁社長は語っている。

(2023年2月号掲載)