最先端技術と伝統技術を融合―。CO2システムズ(横浜市南区永楽町)は、日本発の先端技術「ナノバブル」と、国産の“超希少”な黄金の繭(まゆ)「ゴールドシルク」を掛け合わせたコスメを開発した。海外展開も見据え、新規事業として育成していく。
ナノバブル炭酸水に希少シルク配合
同社は、高濃度の人工炭酸泉製造装置や除菌水製造装置などを手掛けており、ナノバブルに関するノウハウを持っている。ナノバブルは日本発祥の技術として注目されており、直径0.001mm未満という超微細な気泡を生み出すもので、環境や農業、産業分野などへの活用が期待されている。
一方、日本の伝統産業、養蚕から生み出される繭は、その糸の構成成分「セリシン」と「フィブロイン」の保湿効果、紫外線吸収作用が注目されている。